ちょけん先生が教える健康貯金のすすめ

こんにちは。「健康を貯金する体操講師」、ちょけん先生です。私はこれまで、地域包括支援センター、福祉施設、自治体の介護予防事業、さらには企業と連携した健康イベントなど、幅広い現場で多くの高齢者の方と出会ってきました。その中で強く感じたことがあります。それは、「健康は、失ってからでは取り戻すのがとても難しい」という現実です。
だからこそ今、日々の暮らしの中で少しずつ“健康”を積み重ねていくことがとても大切なのです。私はそれを「健康を貯金する」と表現しています。
健康貯金
「お金を貯める」ように、「健康」も貯めておけたら…。
それは決して夢物語ではありません。実際に、日々のちょっとした運動や意識的な生活習慣の改善の積み重ねが、数年後、十数年後の自分の体を大きく変えるのです。
健康貯金とは、
- 将来の寝たきりリスクを減らすための投資
- 介護や医療に頼らず自立した生活を維持するための基盤
- 「自分のことは自分でできる」毎日を送るための準備
といった、人生をより良く生きるための前向きな取り組みです。
なぜ今「貯金」する必要があるのか
高齢期に入ると、体力や筋力の低下、関節のこわばり、バランス感覚の衰えなどが徐々に進行します。
特に、運動習慣がない人ほど、ちょっとした転倒や不調が大きな病気や介護につながることもあります。
ですが、今から始めれば、遅くありません。たとえ70代、80代であっても、筋力は取り戻せます。身体機能は維持できます。そして、心も前向きになります。運動を「健康保険」ではなく「健康貯金」として考え、未来への備えを始めることが、今求められています。
健康を貯めるために必要なこと
「何かを始めなければ」と思っても、最初の一歩が難しいと感じる方は少なくありません。
そこで大切なのは、無理をしないこと。続けられる方法を選ぶこと。私は、以下のような体操をおすすめしています。
1. 椅子に座ったままできる体操
立ち上がるのが不安な方でも安心して取り組めます。膝や腰への負担が少ないのが特徴です。
2. 呼吸と姿勢を意識する動き
背筋を伸ばし、深い呼吸をするだけでも、内臓の働きや自律神経のバランスが整っていきます。
3. 筋力と柔軟性をバランスよく養う運動
腕や脚、体幹をゆっくり動かすことで、転倒予防や歩行の安定にもつながります。
4. 音楽やリズムを取り入れた楽しい運動
リズムに乗って楽しく身体を動かすことで、脳の活性化にもつながります。
健康貯金で得られること
継続的に体操や運動を取り入れることで、次のような成果が得られます。
- 毎日が楽に、快適になる
- 階段の上り下りが苦ではなくなる
- 介護保険の利用を遅らせられる
- 気分が明るくなり、笑顔が増える
- ご家族との関係が円滑になる
- 趣味や旅行などに積極的になれる
「歳だから…」と諦めるのではなく、「今からできることをやる」という前向きな気持ちが、生きがいのある日々をつくる力になります。
ちょけん先生の体操教室について
私の体操教室は、「高齢者のための出張専門」です。福祉施設、地域包括支援センター、介護予防事業、サ高住、ご自宅など、さまざまな場所に伺います。
ちょけん体操の特徴
- 高齢者専門の安心安全なプログラム
- 専門知識に基づいた指導で、運動が苦手な方も参加可能
- 笑顔で楽しく続けられる雰囲気づくり
- 地域や施設のニーズに合わせたカスタマイズが可能
「介護予防として体操を導入したいが、どこに依頼すればいいかわからない」「利用者様の元気づくりにつながるイベントを開催したい」そういったお悩みに、私が全力でお応えします。
こんな方におすすめです
- 要支援・要介護予備軍と言われたが、まだ元気に動ける方
- 運動不足が気になるご高齢の方
- ご両親の健康維持をサポートしたいと考えるご家族
- 地域イベントや施設行事で健康プログラムを企画したい担当者
- 自宅でできるトレーニング方法を探している方
健康貯金は、未来への「思いやり」
自分の身体と向き合い、丁寧にケアすることは、
自分自身だけでなく、ご家族や地域の方々への思いやりにもつながります。
「健康を失ってからでは遅い」だからこそ今、未来に向けて“貯金”を始めてみませんか?