ちょけん体操動画「ボート漕ぎ体操」①

背中を引き締めて良い姿勢をつくる　「ボート漕ぎ体操」動画

みなさんこんにちは！
健康を貯金するちょけん先生です。僕たちは地域包括支援センターや福祉施設やシニアサークルに出張型の体操教室を開催しております。
新型コロナが流行して3年以上が経ちました。この期間の運動不足はシニアの方々のカラダを大きく変えてしまいました。
ステイホームで自宅でのテレビ鑑賞や読書の時間が増えたことで私達の生活は座って同じ姿勢でいることが長くなってしまいました。以前は外出をしたり、買い物やシニアサークル等で活動量があった方も、今までのそういった時間が座っている時間に変わってしまいました。それにより背中の姿勢が崩れてしまい猫背になってしまうという高齢の方が増えてしまいました。

今回の体操は背中の筋肉を強くすることで猫背を整えていく「ボート漕ぎ体操」の紹介です。別のブログで紹介した「背筋ピーン体操」も猫背や姿勢の歪みに効果的ですが、ストレッチ要素の強い体操でした。今回の「ボート漕ぎ体操」はしっかり背中の筋肉を刺激し強くすることで猫背を整えていく体操になります。
　今の生活習慣が続き運動不足になってしまうと背中の筋肉が硬くなってしまい、歪んでしまうことでカラダに様々な不調が出てきてしまいます。猫背は「首の痛み」「肩こり」「腰痛」「圧迫骨折のリスク」「転倒のリスク」に影響してしまいます。
そしてこの背中の筋肉は運動不足で硬くなってしまったり、筋力が低下してしまうと自然には元の状態には戻りません。ただし、固まってしまっている背中の筋肉の血流を良くするための体操を習慣にしていくことで少しずつではありますが元の状態に近づけていくことはできます。だからこそ日々の運動習慣がとても大切になってきます。

さて、今回の「ボート漕ぎ体操」は両腕を深い呼吸とともに引くことで、胸の筋肉の柔軟性を高め、背中の筋肉を引き締めることで丸まった姿勢を整えていきます。この体操の腕を引いた状態の姿勢は、普段自宅で長時間座って丸めている逆の姿勢になります。丸まっているときに使われていない背中の筋肉を積極的に動かすことで日々丸まっていく背中をリセットさせることができます。
猫背は首の歪み同様痛みやコリに大きく影響します。コロナ禍で家で過ごす時間が多くなってしまったことで姿勢が崩れてしまったシニアの方にオススメです。

　運動不足で低下してしまった筋肉は簡単には戻りません。健康で不調のないカラダを維持するためにはご自身の正しい運動習慣が欠かせません。この体操で4年かけて丸まってしまったり歪んでしまった背中を整えていきましょう。

4年が経ち感染者の人数も経てきて少ずつ元の生活に戻りつつありますがコロナ禍で衰えてしまった筋肉はコロナが落ち着いたからといってもとに戻るものではありません。運動不足になることでカラダは日々必ず衰えていきます。今までなにもカラダに不具合がなかったのはカラダが強いからではありません。「たまたま」です。

　4年間で衰えてしまったカラダを嘆いていても仕方がありません。思い立ったその日からカラダは変わります。今この瞬間から僕達と一緒にカラダをいい方向に変えていきましょう。今回から発信していく背中の筋肉を整える体操シリーズの3つの体操をしっかりおこなって背中の姿勢を整えていきましょう。

スキマ時間でできる体操としてもおすすめ

この体操は短い時間でいいので毎日継続することが大切です。以下のこういったタイミングがオススメです！
参考にしてみてください。

・テレビの番組と番組の間の時間
・お出かけする前の玄関
・病院の待ち時間
・トイレの個室
・お風呂上がり

猫背の原因

・足を組む
・長時間のパソコン
・長時間のテレビ鑑賞
・運動不足

【高齢者のケース】

高齢の方々は、上記の原因に加えて下記の項目が背中の丸まりの大きな原因が大きく影響します。

・骨粗鬆症
・筋力低下
・運動不足

【猫背が引き起こす病気のリスク】

・脳梗塞、頭痛
・眼の疲れ
・首こり、肩こり
・腰痛、椎間板ヘルニア
・圧迫骨折
・関節痛
・便秘、消化不良
・肺機能の低下
・免疫力の低下
・思考・判断力の低下
・自律神経の乱れ

明日の免疫力をアップさせるちょけんセラバンド体操

筋力をしっかりつけたいというシニアの方にオススメのDVDです。セラバンドというリハビリ施設でも活用されているゴム製のバンドを使ったプログラムになります。

◆DVDメニュー内容
１．姿勢改善に効果的な体操
２．胸の外側を刺激する体操
３．姿勢を整えるお腹の体操
４．転倒防止のための太ももの体操
５．すり足転倒予防の足の体操